舌側矯正とは
舌側矯正とは、リンガルブラケットという呼び方でも知られており、ワイヤーやブラケットといった矯正器具をすべて歯の裏側につける矯正方法です。
「裏側矯正」「見えない矯正」といった別名もつけられているほど、多くの人たちの注目を集めています。
年齢や性別を問わず「歯の矯正を行なっているということを周囲に知られたくない」「笑った時に矯正器具が見えてしまうのは恥ずかしい」といった思いを抱いている方は、多いのではないでしょうか。
特に、接客業やモデル、女優といった人前に出る仕事をされている方にとっては、切実な悩みです。
舌側矯正であれば、表側から矯正器具が見えることは決してありませんから、どんな方でも安心して歯科矯正を受けることが可能となります。
なお、舌側矯正のメリットは、ただ単に「矯正器具が見えない」ということだけではありません。
通常、矯正器具を表側につける矯正方法(表側矯正)では、歯磨きの際に矯正器具が邪魔になって歯ブラシが歯に行き届かないといったことがよくあります。
しかし、矯正器具を裏側につける舌側矯正であれば、そういった心配がありませんから虫歯や歯周病、歯が黄色くなるなどといったトラブルを防ぐことができるのです。
「舌側矯正の場合、今度は歯の裏側が磨きにくくなるのだから、虫歯や歯周病にかかるリスクは同じでは?」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、歯の裏側は表側と比べてエナメル質が約3倍も厚いため、細菌が発生させる酸にも強いのです。
しかも、歯の裏側は唾液の量も多くなりますから、殺菌作用が高く、菌が繁殖しにくいというメリットもあります。
また、歯の裏側に装置をつける舌側矯正は、特に「出っ歯」でお悩みの方に効果的であると言われています。
表側矯正と比べて後ろに引っ張る力が強いことはもちろんですが、出っ歯の方によく見られる「舌で前歯を押す」癖そのものを解消させることが可能になるため、矯正終了後における「後戻り」のリスクも格段と低くなるのです。
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